営業を辞めて後悔する人・しない人。10年営業をやって辞めた実感

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営業を辞めたい。でも、辞めて後悔しないだろうか。

この不安は当然です。30代なら、家族や生活費がかかっているぶん、なおさら簡単には決められません。ただ、10年営業をやって辞めた立場から言えるのは、後悔するかどうかは「辞めたこと」ではなく「辞め方」で決まる、ということです。

30秒で分ける: あなたは後悔しやすいか、しにくいか

状態後悔しやすさ今やること
勢いだけで辞め、生活費も次も考えていない後悔しやすい辞める前に生活費の残り月数と求人条件を確認する
限界が近く、体調に影響が出ている辞めない後悔の方が大きいむしろ早く距離を取る。休職や退職を先に考える
辞めた後に何をするか、ざっくり決まっている後悔しにくい準備を進めて、旬なタイミングで動く
「隣の芝が青い」だけで、今の不満が具体的でない後悔する可能性あり何が嫌かを紙に書き出してから判断する

後悔しやすい人のパターン

  • 生活費を計算せずに、勢いで辞めた
  • 次の仕事の候補をまったく考えていなかった
  • 「今より良くなるはず」と、次の会社に期待しすぎた
  • 営業の何が嫌だったのかが、自分でも曖昧なまま辞めた

特に危ないのは「次はきっと良くなる」という過度な期待です。転職は、会社にとってもあなたにとっても、お互いに賭けのようなところがあります。両方にとって完璧な当たり、というのは、そう多くありません。そこを期待しすぎると、次で少しでも嫌なことがあった時に「前の方がマシだった」と感じてしまいます。

運営者メモ

私は転職を「会社も自分も、お互いガチャみたいなもの」だと思っています。両方にとって完璧な当たりを引けることは、そう多くない。だから次に過度な期待はしませんでした。逆に言えば、その前提でいたから、次で多少の不満があっても「まあ、こんなものだ」と受け止められました。後悔しないコツは、良い会社を引き当てることより、期待の目盛りを現実に合わせておくことかもしれません。

後悔しにくい人のパターン

  • 辞める前に、生活費の残り月数を数えていた
  • 次の職種の候補を、いくつか見ていた
  • 営業で嫌だったこと・続けられそうなことを、分けて言葉にしていた
  • 次の会社に過度な期待をせず、現実的な目盛りで見ていた

共通しているのは、感情ではなく準備で辞めていることです。準備さえしていれば、たとえ次が理想通りでなくても「あの時ちゃんと考えて決めた」と思えます。後悔は、結果ではなく、決め方から生まれます。

「辞めない後悔」もあることを忘れない

後悔というと「辞めて失敗する」ことばかり考えがちですが、逆もあります。限界なのに我慢し続けて、心身を壊してから辞める。これは、辞めることそのものより大きな後悔になりかねません。

私自身、退職を悩んでいた時期に、追い詰められて「何が正解なのか分からない」状態になったことがあります。追い詰められるほど、判断力は落ちます。だから、体調に影響が出ているなら、後悔の計算より先に、まず距離を取ることを考えてください。動ける余力があるうちに動く方が、選択肢は多く残ります。

営業経験は、辞めても消えない

「営業を辞めたら、10年やってきたことが無駄になる」と感じる人もいます。でも、実際に辞めてみると、そうではありませんでした。

今でも、大きな買い物をするとき、相手の営業トークの裏が読めます。この言葉の先に何があるか、どこまで値引きの余地があるか。下品な交渉をしなくても、相手が自分から「もう少し頑張ります」と言いたくなる話し方ができる。営業でつらい思いをして身につけた力は、辞めた後も、生活の中で普通に役立っています。培ったものは、なくなりません。

後悔しないために

辞める前に、次の求人条件だけ確認しておく

営業の何が嫌だったかを整理できたなら、次は求人条件を見て、行ける職種と年収の幅を確かめる段階です。登録は無料で、紹介された求人を断ることもできます。

求人条件と選択肢を確認する

よくある質問

営業を辞めて後悔した人は、どれくらいいますか?

営業職に限った信頼できる割合は確認できないため、ここでは断定しません。人数よりも、自分が勢いだけで辞めようとしていないか、生活費と次の候補を確認できているかで判断してください。

後悔しないか不安で、決断できません。

不安なままでも大丈夫です。決断する前に、まず「営業の何が嫌か」「次に避けたいこと」「下回れない年収」を紙に書き出してください。判断材料が増えると、不安は「具体的な検討」に変わります。それでも体調が限界なら、後悔の計算より安全確保を優先してください。

辞めてから「やっぱり営業に戻りたい」と思うことはありますか?

あります。そしてそれは悪いことではありません。営業のどこが嫌で、どこは嫌ではなかったかが、辞めてみて初めて分かることもあります。戻る場合も、以前と同じ営業スタイルではなく、避けたい要素を外した営業を選べば、同じ後悔は繰り返しにくくなります。

まとめ

営業を辞めて後悔するかどうかは、辞めたこと自体ではなく、辞め方で決まります。

生活費を数える。次の候補を見ておく。次に過度な期待をしない。そして、体調が限界なら後悔の計算より先に距離を取る。この準備さえあれば、結果がどうであれ「ちゃんと考えて決めた」と思えます。営業で培った力は、辞めても消えません。

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